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諸 国 路 地 巡 り 東 京 編
小岩 東向島 錦糸町から秋葉原 湯島
1 小岩(江戸川区南小岩)
小岩は江戸川に接する東京でも一番千葉よりの地域です。住宅や商店が密集していてさまざまな路地が残されています。
<土管式煙突のある路地>
土管式煙突のある豆腐屋さん その近くの真っ直ぐ続く路地 路地の奥は少し広くなって生垣のような植木がある
<旧式防犯灯のある路地>
人一人が通れる細い路地 そこを抜けた路地の角に防犯灯がある 近くにある塀がない路地らしい路地
2 東向島(東京都墨田区)
かって赤線地帯のあったこの地区には、濃密な生活感のただよう路地の世界が残されています。
(1)鳩の街通り商店街
鳩の街通りは水戸街道から墨堤通りの間にわたされた道幅の狭い商店街です。その両側には平行して脇道が通っています。
3階建ての病院が見えた 住宅に囲まれた狭い道を行く 家一軒分の路地を通らせてもらう
賑やかな鳩の道通り商店街に出る 通りからすぐ入れる美容院 道からすぐ階段が続いているアパート
「竹製品」の看板がなつかしい荒物屋さん いろいろな魚が並べられている店先をのぞきこむ少年
シャッターの降りているお店も多い お風呂屋さんも道からすぐ玄関になっている
商店街出口の三叉路、その先は墨堤通り (今きた鳩の街通り商店街を振り返る)
(2) 裏通り
鳩の街通り商店街から横にそれると、通りの雰囲気が一変します。
民家とは明らかに違う建物が・・・ 柱がタイル張りだったり、しゃれた庇がついていたり・・・
少し通りが広くなっている タイル模様のトタンが張ってあったり・・・
トタンの覆いは目隠しだろうか・・・ 別の脇道、アパートが軒を連ねている
3 錦糸町から秋葉原(東京都墨田区・千代田区)
隅田川をはさんだ両国と浅草橋近辺はかって下町の商店や工場、住宅が密集し、路地が網の目のようにその間を走っていた。
しかし、いまではその面影も、ほんの片隅に残されているだけになってしまった。
(1) 両国界隈(緑町の裏通り)
大通りから一筋はいった横丁の短い路地 工場跡に残る名前と電話番号 今も灯りがついている工場の建物
ビルの谷間に残された路地の面影 狭い道が路地の面影を伝えている 周りを開発され、わずかに残された路地の跡
(2) 東神田から岩本町にかけて
かっての繊維街もすっかりマンション通りになってしまった。それでも刺繍の看板をかかげているお店を今もかろうじて見ることができる。
植木が路地の面影を感じさせる ビルの谷間の祠とその前の元路地 路地の入り口に車止めの杭がある
(3) 錦糸町界隈(亀沢町)
錦糸町と両国の間の亀沢町は小さな工場や民家、商店などが密集している昔ながらの町です。
窓がぽっかりと開いている木造の建物 道路に面したアパートの一階(路地の名残?) 建物は変わっても看板は同じ
(4) 神田和泉町
セットバックした部分が歩道になっている にぎやかな駅の近くの路地 植木の多い路地の名残
(5) 台東一丁目
裏通りの昔屋 途中でずれている路地の道筋、そこに残されている昔からの家屋
4 湯 島(文京区)
湯島天神、湯島の聖堂など歴史に彩られて地区は、戦災を免れた地域を中心に戦前の町並みが今も残されている。
(1)湯島天神近くの路地(湯島三丁目)
多くの家は、マンションになってしまった。今はところどころにその面影を残すだけになってしまった。
湯島天神下の路地 道路入り口から見た路地 (路地の奥から振り返る)
湯島天神女坂に通じる元路地(今はマンションが建つ) 路地の奥に新しい住宅が出来ている
(2)秋葉原電気街近くの路地
時代の先端をいく町のはずれ、その背後の丘を取り巻くようにして、ひっそりと路地がわずかに残されています。
<井戸のある路地>
神田から湯島に向かう坂の途中の路地 そこに最近まで使われていたと思われる井戸が残されている
<御霊社の階段と路地>
湯島天神のある丘のはずれに御霊社があります。
御霊社へ通じる階段 その階段に通じるビルの間の路地 丘の中腹に沿って路地が続いている
<井戸の跡のある路地>
路地にも新しい家が増えている しかしよく見ると見慣れないものが・・・井戸の跡 (今来た路地を振り返る)
*近くの人によると戦争中はこの井戸が大活躍したとのこと