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    (6) 鬼 越

 鬼越は本八幡と下総中山の間に位置し、京成の鬼越駅周辺から千葉街道にかけての一丁目と千葉街道からJR総武線にかけての二丁目に分かれる。
 この地域の特徴は神明社など神社が多いこと、小高い丘があって坂や峠?が見られることではないだろうか。そのような地域を中心に、昔のままの路地が随所に見られる。

神明神社の樟の木(鬼越一)







                               







                             

                              


 鬼越一丁目

 京成線沿線より北側の街の中心は神明神社であろう。路地もそこを取り巻くようにして多く見られる。

 <神明社の周辺>

神明社のまわりは、その雰囲気のせいもあるのか、路地も多い。

           

  正面の森は神明神社               路地の奥にある究極の路地          路地の交通手段:自転車やバイク


 <高石神社をめぐる路地>

高石神社の丘は、周りに高いところがないので、展望がよい。また大きな開発も難しいので路地や昔の雰囲気が残された貴重な場所である。
さて神社に行く道は大きく分けて三つあるが、ここでは路地の雰囲気の最も残る常閑寺脇の入り口からのぼるコースをたどってみたい。

    

常閑寺前の参道、門前で右に折れる道がある    門前右手の狭い上り坂    途中にある分かれ道、真っ直ぐに坂を上れば高石神社


         

カーブしながら続く上り坂の途中  (上ってきた道を振り返る、高台の下は空地なので展望が良い)  上り切ると平坦な直線の路地に出る



      

真っ直ぐ進むと新しい家と広い道が・・・   その先の突き当りを左に折れれば京成の踏み切り  右手に行けば高石神社にでる


    

ふもとの分かれ道の左の路地  狭い路地が曲がりながら続く   以前行われたガス工事*      きれいに舗装された同じ場所   

*1間くらいの道幅で小型のユンボが後退しながら溝を掘っている。自転車でもすれ違う余地はない。
作業員が自転車を持ち上げ、ユンボを脇に寄せてもらい、何とか通り抜けることができた。写真は通り抜けた後で撮影したもの。


             

      路地を進むと道は広い道路になり、やがて線路際の高台に出る  下を見下ろすと京成線の線路が見えた


 <鬼越峠と井戸>

鬼越峠?は千葉街道から鬼越駅のホーム中ほどに達する道の途中にある小さな峠です。その峠のまわりにひっそりと住宅が建っている。

             

鬼越峠千葉街道入口、ここから上る     坂の途中の柄の折れた井戸ポンプがあった    峠から鬼越駅のホームを見下ろす



 鬼越二丁目

 鬼越二は千葉街道と総武線にはさまれた細長い地帯である。道は東西にほとんど直線で貫かれている。しかし南北の道は坂があって路地らしさが感じられる。


 <栄浴場入り口の路地>

栄浴場は路地の奥に隠れるようにしてある。そこを通って銭湯に通う、という雰囲気は他ではなかなか味わえない。

   

床屋さんの脇にコンクリートの門がある    柱には「門の湯入口」とある  坂を下りた所に薪をつんだ家がある、かって薪は必需品だった


   

 広いガラス戸の明るい家、作業所だろうか   入り口の上の浮き彫りの標識       (来た道を振り返る)


 <栄浴場近くの路地>

          

栄浴場を取り巻くさみしい路地         振り返ると路地の奥から煙突が見えた     路地の途中に締め切られた門があった


 <古いアパートのある路地>

鬼越2は古い町だ。つつましい庶民の生活の跡がまだいくらか残されている。この家もその一つで、初めて見たときは目を疑った

          

鬼越二丁目三叉路近くの昔からのアパート       その向いに昔のたたずまいの家がある*  映画のセットを思わせる路地の風情

*入り口のケヤキの木は今は伐採されて無い(07/10)


 <野原を横切る路地>

開発の進んだ路地では、部分的に家並みがなくなっているところが出てくる。そこでは路地が逆に自然の中に戻っていくように見える。

        

路地の入り口は草木に覆われ、まるで庭の一部のように見える。しかしそこを過ぎ、松の木の下を通り抜けると、防犯灯のある空き地に出る。


        

空き地の草原には人の通ったあとが読み取れる。  そこを過ぎ、人家の脇にでるとまた草花が迎えてくれる。  道は砂利道で行き止まり。



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